K House
安曇野市で手掛けたリフォームの物件です。
建物は築10年ほどの木造2階建てで、老夫婦が終の棲家として建てたものだったようです。ご縁があって、お客様が購入されることになりました。
お客様は若いご夫婦で、赤ちゃんが生まれたばかり。老夫婦のための家を若いご夫婦の新しい生活の場にすることが大切なコンセプトになりました。
ポイントになっているのは3つ。
1つ目はファッション。お客様はファッション好きなご夫婦で、洋服や靴の量もさることながら、ファッションを楽しむことができる家をご希望でした。そこで小さい部屋、ロータスルームを増築し、そこにショップのような空間をつくりました。そこでは、いつもお気に入りの洋服や帽子が並び、そのなかからその日の一着を選ぶことができます。
2つ目は自然豊かな立地であるということ。部屋を仕切り直してつくったLDKは、安曇野という自然豊かで風光明美な土地に合わせてセレクトした、カラマツの仕上げがアーチを描いて空間を包みます。
3つ目は住宅としての機能性。水廻りの配置等を検討して手を入れ、また今回は基礎を含め全面的に外断熱を施し、寒さの厳しい土地に対応した環境づくりを心がけました。